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大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌中期・後期

大地の頂・翡翠の谷2013知的冒険の旅博物誌中期10/510/1911/212/7
12/21
・・・・・・10月から中盤の講義に入らせていただきます。

ぬーなH25年度卒業写真
 

平成25年度糸魚川ジオパークカレッジ二期生卒業式の記念写真

 

10月の講義予定

ジオ環境社会共存学①・環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等

ジオ環境ビジネス論①・自然エネルギー・観光資源と都市計画等

ジオ資源活用論①・糸魚川産と糸魚川式、アンケート・ジオ検定勉強会等

 

11月の講義予定

ジオ環境社会共存学②・都市計画の変遷、ジオパークの期待、ヨーロッパと考査等

ジオ環境ビジネス論②・糸魚川の建築物、糸魚川の自然素材の可能性等

ジオ資源活用論②・メイドイン糸魚川、ジオ検定勉強会等

 

12月の講義予定

ジオ環境社会共存学③・糸魚川の地形・生態系・人文と被災地の求める糸魚川等

ジオ環境ビジネス論③・魔女文化から見た糸魚川、糸魚川デザイン話等

ジオ資源活用論③・ヒスイと勾玉の可能性・災害に強い自然環境とは・自然力の活用等



自然と人文


たとえば糸魚川の場合、大地や生態系は自然環境資源です。

又、世の中のほとんどの環境がこの二つに分類できます。

そして同時にこの二つは、どこかで繋がっている事が多々あります

           自然        人文


49_convert_20140617105703.png 50_convert_20140617105858.png 51_convert_20140617110121.png 

地質・気候・水脈・海流等と人文による生産物の関係 

環境のハードとソフト

この場合、ハードとは元々そこに存在する自然や人文環境を言います。

又ソフトとは、その存在に対して新たに人が関わる事や、共存共栄する行為などを言います。

52_convert_20140617111336.png→ 53_convert_20140617111414.png56_convert_20140617111452.png

根曲がりの松とその特質を使った技術、更に都心部に向けた自然力の家としての産業再生。

 

正と負

又、世界遺産に「正の遺産」と「負の遺産」がある様に、環境にも「正の数値」と「負の数値」があります。

例えば尾瀬や上高地の様な自然を楽しむ正の数値や、四日市や水俣の様な公害という負の数値があり、どちらにも対応してゆかなくてはいけません。

実際糸魚川においてもジオパークという「レクレーション要素の強い正の数値」と、「東日本大震災による東北地方の負の数値」をカバーすることが出来るジオパークとしての二つのポテンシャルがあることを2013年に学びました。

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 森林内のジョギングが楽しめる公園と、糸魚川の風土を学び被災地復興を目指す青年団

化石の話・ゲスト講師・茨木先生


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  ジオ検定勉強会・・・・・・・・・・・


63_convert_20140617112113.png 64_convert_20140617112204.png 65_convert_20140617112248.png

ジオ検定勉強会・番外編、緊急付属講座・・・・・・・・・・

本日は初級を中心に達人級の領域も少し見てみましょう。

これから少しの時間だけ「小論文講座」として、進学塾の講師をやります。

頭の体操だと思って聞いてください。


・小論文とは?

まずは、感想文の様に自分の思ったことを書く文章では無く、報告文のように記録して報告する文書でも無く、自分の意見や主張をまとめ、考えたことを書く文章です。

そしてもうひとつ大切なことは、問題設定やリサーチの方法が相当重要になる修士論文や博士論文の書き方と違い、課題があらかじめ決められ小テーマが与えられるものです。

また、あくまでも短い論文やレポート(400字と想定)を、いかにしてわかりやすく、説得力があるように仕上げるか、という基本が小論文を書くコツです。

※ポイント・「思う」と「考える」は違います。

 

・小論文のテクニックについては?

まず大事なことは、ハッキリと自分の考えを「イエス」か「ノー」かで、述べられていないと、読み手に認識不足だと思われます。

そこで必要とされることは小論文を書きながら一生懸命考えていると、いろんな案が浮かんできて、ついつい書く内容が変わってしまった、という事を防ぐためには、書く前に構成メモをつくりましょう。



事前に、序論・本論・結論で、それぞれ何をどのように書くのかを考えてメモをつくり、それに沿って書けば、最初から最後まで、筋の通った小論文を書くことができます。書きながら考えるの
ではなく、書く前に考えるのがポイントです。

※ポイント・「構成メモ」に下書用紙を活用しましょう

 

・小論文の小さなポイントは?

1少しずるい方法ですが、問題の中に答えを導いてくれている文章を探します。

2書き方の基本、として原稿用紙を正しくつかって小論文を書いていきましょう。

3文体について:文体には「です・ます体」と「だ・である調」は統一しましょう

4「ら」抜き言葉に注意しましょう。

5先ず1分程度で実際に配られた原稿用紙と下書用紙の端から端まで見て、レイアウトを考えます。(これは大切です)

6精度と時間配分に注意しましょう。(下記に説明しますが、下書きとは目次や構成を行うものとして使うことも手法の一つです)

 

・構成に関する(序論)(本論)(結論)の具体例考査

1・地震とプレートの関係

2011年に発生した東日本他姓震災は、ジオパーク学習に多くの教訓(序論)を与えました。日本列島の動きや、プレートの動きなどを取り入れながら地震について(本論)400字・・・・・(結論)

2・地すべり災害と対策

頸城地域は全国的に見ても地すべりの最多地域で、被害も多い地域で知られています(が、これもフォッサマグナと密接な関係を持っているといわれています)フォッサマグナと地滑りの関係を説明しながら、糸魚川市ではどのような災害があったか、どのような対策がなされたか(本論)400字以内・・・・・(結論)

3・ブナ林の効用

糸魚川の山岳地帯にはブナ林が多くあります(序論)ブナ林は森林地帯の環境の面から、どの様な役割、(本論)利点をもたらしているか、(結論)400・・・・・・

4・資源維持

紅ズワイガニは能生地域の観光資源のひとつとして重要な役割を持っています(序論)。この貴重な海産資源を長く保護し、収穫量を維持してゆくために様々なてだてが施されていますが、(本論)その具体例について(結論)・・・・

 

※・上記「・構成に関する(序論)(本論)(結論)の具体例考査」部分において記した前文が約400文字です。個人差はありますが(序論100文字弱)+( 本論200文字強)+( 結論100文字程度)で考えると整理しやすいかもしれません。




 

世界遺産と自然環境についてポーランドの世界遺産の数は全部で13件あり(中東欧地域で最多)、さらに4件が暫定リストに登録されている。また自然環境もよく保存され、国立公園や県立公園が多数あって保護されており、ユネスコ生物圏保護区9か所あります。

日本とヨーロッパは意外と似ています・・・特に糸魚川は先住民文化の繋がりがあります。


66_convert_20140624131132.png  67_convert_20140624131211.png  68_convert_20140624131328.png 



68-2.png  69.png  72_convert_20140624131547.png

白魔女さんのケーキ作り

背に山を持ち北に海の有る大地ポーランド

大地・木・風・水・月は自然と共存する白魔女さんのelementです。

 

Proszę, upewnij się że nie przysparzasz innym problemów i staraj się być pomocnym

 

万物の迷惑にならない事を確かめたら、進んで人の役に立て、白魔女さんの哲学です。

これは糸魚川の魚付林の話と同じ哲学です。


70.png 71.png 73.png


古い町並み       木漏れ日の森      森林材の加工技術


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丘の上の風景    海で拾える宝    森を背にした海岸
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古民家         郷土料理     切り立つ岩山

何処と泣く糸魚川文化と同じです。

翡翠の話・ゲスト講師・宮島先生
81_convert_20140628115343.png 82_convert_20140628115506.png 83_convert_20140628115603.png


考古学・ゲスト講師・木島先生
84_convert_20140628115656.png 85_convert_20140628115733.png 86_convert_20140628115757.png

本日は少し暗いお話になりますがお許しください・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・でも、とてもリアルなお話なのでよく聞いてください。

 

被災地の求める糸魚川・・・

下記レポートは震災発生直後に環境省の外郭団体に提出したものをそのまま載せています。

したがって、誤字・脱字・怒り・暴言が数多くありますが、お許しください。

日本環境財団の方では、そのまま現場の様子が伝えられているものとして採用したようです。

以下現地から省庁に送った第一報原文

87_convert_20140628120544.png (注・本文に於いては緊急性を要する為、誤字脱字・各名称の不備・不適切なまま多少掲載されているが、敢て緊急性が有った事実の記録として報告書として異例では有るが、そのまま掲載している)平成23年3月11日、午後249分頃より東北及び関東地域を、最大マグニチュード9.2を記録する地震と、最大18メートルを記録する津波が襲った。

亡くなられた方々への御冥福を祈り、被害にあわれた方々への御見舞を申し上げ、合わせて一日も早い復興を心より願っている。

この『東北大震災』(同年3月25日現時点ではこの様な名で呼ぶ))に於いては、予想をはるかに超える天災による被害が生じて居り、同時に天災前後の人災に関する被害が否めない事も突出した形で見受けられる。その理由として、ある意味で天災は、その大部分が人力の及ばぬ処に存在しているが、人災に関しては有る程度の対応が可能であるにも関わらず、怠っていた部分が結果的に露出している。現地の意見や公平な視点から見ても現政権の対応には残念ながらアラが目立つ。人命に関わる有事の時に政権は派閥を超え、国内にいる適材適所の優れた人材や、諸外国からの有力な応援手法を導入すべきもので、同時に神戸・淡路に於ける震災時に問題視されてきた「天災の認識」「その後の対策に於ける問題点と反省点」或いは「緊急対応した成功事例」が提示されていたが、なぜかその反省点や改善点が活用されていない事も不思議でならない。その結果、場当たり的な対応が日々二転三転してしまい、事実これに対す地元住民の落胆の声を幾度となく聞いて来た。皮肉な事には、一部、議会の中心者・地域に於ける有力者・組織上層部が逃げてしまい、残った警察官や消防隊と地域の自警団が警備や災害復興をしている事実があった。又、医師が早々に避難してしまい地域に残った看護師だけで頑張って治療をしている姿も見受けた。更に地方行政に於いても主要なポジションが姿を隠してしまい、仕方なく役場に残った人達で専門外の範囲まで対策を講じていると言う現実もあった。もちろんこれは一部の人間で、確かに緊急避難は法の範囲であるが、現に多くの人はそれらを超え、人助けをしている者もいる為、最後は人間性だと痛切した。そして、専門家や有識者の数が災害地にしては異常に少ない事が現場から報告されてきた。本来、専門家や有識者とは現場で96_convert_20140628121545.png人の役に立って始めてその仕事を全うするものである。安全な場所でネクタイを締め机上の有識者や専門家であるより、今時に於いては泥だらけに成り、現場で活躍する有識者や専門家の数が必要だと痛切に感じた。環境全般に関して実践活動を行う立場からも、自己の反省を含め、今後深く考えなくてはいけない現実を痛感している。しかし逆に、地域の人々は黙々と復興に向けて努力を続けており、助け合い、復旧活動に従事し、頑張っている姿が各地域で見られ、最悪の事態の中に有る唯一の光りが灯され始めた事から、僅かながら安堵を感じた。

 

こうした非 

感じた。環境全般に関して実践活動を行う立場からも、自己の反省を含め、今後深く考えなくてはいけない現実を痛感している。しかし逆に、地域の人々は黙々と復興に向けて努力を続けており、助け合い、復旧活動に従事し、頑張っている姿が各地域で見られ、最悪の事態の中に有る唯一の光りが灯され始めた事から、僅かながら安堵を感じた。

 

こうした非常事態の中でも、国際法の枠を乗り越え活躍してくれた米軍を始めとする欧米諸国の特殊部隊、政権と対立してまで命の重要性を大切に独自の活動を繰り広げてくれた自衛隊、規則を無視して直接中央行政と協働で活動を開始した地域行政や役場の人々と前例を超えて対応した中央行政の人々、更には、手順を無視し災害地の奥深くまで進んだ民間ボランティア等の医師達の活躍が、現実の問題として被災地の生命を救っている現実がそこにはあった。厳密にいえば、彼ら全員が、何かの法規制や規則概念を多少なりとも無視している事は否めない。しかし実際に現地ではこれら法や憲法を無視している者たちが、日々人の命を救っている。つまり現実の問題として有事に於いては平常時の法や規制等は全く通用しない無力な物であり、むしろ災害地域毎に緊急対応する形で作られて行くケース毎の独自ルールこそ、現実の災害対策であり、同時にそこには道徳理念や倫理観、そして自己犠牲と助け合いの精神が力を発揮して居り、通常災害地に起こる暴動や反乱が極めて少ない事が、この東北地域のスタイルにおける特徴で、これらに対しては国際的に東北人の質の高さが評価されている事実があった。しかし残念な事にこれらの活動は、今後何かの罰則や警告、或いは批判の対象や処罰を受ける可能性があるが、或いは逆に、現場での経験から作られて行く有事のルールに就いては、その実践的経験値と現実的な応用性を評価する形で、その後に検討され災害時の緊急対応として参考にされ、見直される事で、改善されてゆく可能性も秘めている。幸か不幸か、当然当団体もその中の一つである。実際の被災地に於いては、仮想の世界や過去の事例から作られた規律や法規自体が深く掘り下げられていなく、改善されることも無く、ブレーキに成るという現実問題があり、多くの犠牲がこの先、増える可能性が大いにあり、人災である事を改めて認識した。これは必ずしも現政権だけの責任ではなく、前政権にも大きな問題があった事は否めない。しいて言えば「天災は忘れたころにやってくる」というコトワザ通り、国民事態が淡路大震災以後、時が立つにつれて危機感を失って居たことや、皮肉にも経済や科学の発展する平和な時代において、危機管理がおろそかになっていた為、強いて言えば我々の団体にまで責任が有ると考えられる。いずれにしてもその結果、被害を受けた、或いは受けている地域に対しては気の毒な話である。

常事態の中でも、国際法の枠を乗り越え活躍してくれた米軍を始めとする欧米諸国

感じた。環境全般に関して実践活動を行う立場からも、自己の反省を含め、今後深く考えなくてはいけない現実を痛感している。しかし逆に、地域の人々は黙々と復興に向けて努力を続けており、助け合い、復旧活動に従事し、頑張っている姿が各地域で見られ、最悪の事態の中に有る唯一の光りが灯され始めた事から、僅かながら安堵を感じた。

 

こうした非常事態の中でも、国際法の枠を乗り越え活躍してくれた米軍を始めとする欧米諸国の特殊部隊、政権と対立してまで命の重要性を大切に独自の活動を繰り広げてくれた自衛隊、規則を無視して直接中央行政と協働で活動を開始した地域行政や役場の人々と前例を超えて対応した中央行政の人々、更には、手順を無視し災害地の奥深くまで進んだ民間ボランティア等の医師達の活躍が、現実の問題として被災地の生命を救っている現実がそこにはあった。厳密にいえば、彼ら全員が、何かの法規制や規則概念を多少なりとも無視している事は否めない。しかし実際に現地ではこれら法や憲法を無視している者たちが、日々人の命を救っている。つまり現実の問題として有事に於いては平常時の法や規制等は全く通用しない無力な物であり、むしろ災害地域毎に緊急対応する形で作られて行くケース毎の独自ルールこそ、現実の災害対策であり、同時にそこには道徳理念や倫理観、そして自己犠牲と助け合いの精神が力を発揮して居り、通常災害地に起こる暴動や反乱が極めて少ない事が、この東北地域のスタイルにおける特徴で、これらに対しては国際的に東北人の質の高さが評価されている事実があった。しかし残念な事にこれらの活動は、今後何かの罰則や警告、或いは批判の対象や処罰を受ける可能性があるが、或いは逆に、現場での経験から作られて行く有事のルールに就いては、その実践的経験値と現実的な応用性を評価する形で、その後に検討され災害時の緊急対応として参考にされ、見直される事で、改善されてゆく可能性も秘めている。幸か不幸か、当然当団体もその中の一つである。実際の被災地に於いては、仮想の世界や過去の事例から作られた規律や法規自体が深く掘り下げられていなく、改善されることも無く、ブレーキに成るという現実問題があり、多くの犠牲がこの先、増える可能性が大いにあり、人災である事を改めて認識した。これは必ずしも現政権だけの責任ではなく、前政権にも大きな問題があった事は否めない。しいて言えば「天災は忘れたころにやってくる」というコトワザ通り、国民事態が淡路大震災以後、時が立つにつれて危機感を失って居たことや、皮肉にも経済や科学の発展する平和な時代において、危機管理がおろそかになっていた為、強いて言えば我々の団体にまで責任が有ると考えられる。いずれにしてもその結果、被害を受けた、或いは受けている地域に対しては気の毒な話である。

97_convert_20140628181108.png 今回の災害に対して現地を体験した者として見解を述べれば、既に日本は国家全体の緊急事態に陥っている状態である。政府は救助最優先の非常事態発令を行い、人命優先で実践的で応用性の高い現場優先ルールに切り替え対応する必要性があると考えている。人命救助の障害となる全てのブレーキを解除しなくてはいけない現実が有ると考えられるが、何もされていない事自体が問題である。この様な異常事態に於いては平穏な時代を前提とした法律や経済が万能の物では無く、その非力さをさらけ出している事を、身を持って体験した。逆に道徳、正義感、自己犠牲の精神と言った物が、法や経済を超えたところに位置づけられている事を改めて教えられた様な気がする。解り易く例えれば「天然の池に落ちて溺れている子供Aが居るとする、たまたま車で通りかかった大人Bが、車を止め、柵を超え、池に飛び込み、Aを助けたとする。天然の池は天災で有り、そこまでA
が入った事は人災である。結果Aの命は助かったが、Bは駐車禁止と不法侵入に成った。更に二次災害を起こす可能性に注意も受けた。もし、Bが見て見ぬ振りをして通り過ぎても特に罰せられないが、Aは確実に死ぬ。又、BはAを必ず助けられる保証はどこにもないし、場合によってはB自身も死ぬ可能性もある。この場合、黙って通り過ぎ通報だけする事が、現代社会に於いては最も優等生の回答と思われるが、Aが死にBは社会的責任も果たし法律も守った事に成り、何も起こらなく、平穏な日々を送ろうと思えば何時もの日常のままである。」どちらを選ぶかは個人の意思次第で有る。言い換えればどちらも正しく、どちらも間違っている。災害発生時からしばらくして実態が見えて来た時、当団体内でもこの議論は行われたが、現在においてもこの結論は出ていない。一人の仲間の意見が印象的だったのでここに記す。「我々は一万円を名前がのこる形で寄付すればいいのです、そして行きたいのはやまやまだが法や規制が有ると言えばいいのです」偽善と傍観に激しい憤りを覚えたが、冷静に成ればそれはそれで一つの正論であり、ばかな行為をしようとしている我々の命を気遣って、世間体も繕ってくれている。つまりもっとも賢い人間で、自分も無傷で、国民としての役目も果たし、しかも身も安全だ。しかし同時に、この行為は現実の状況を知りつつ、上手に背を向け、最善を尽くしていない事も隠蔽した事実にも成る。結局この行為の是非に就いて結論は最後まで出なかったが、前者は賢く優等生の回答で法律重視の守備型で有り、後者は馬鹿で劣等生の回答で人命重視の攻撃型だと位置づけられた。あるいは今時の日本人と昔の日本人として認識された。これは一つの議論の姿であるが、自然の脅威に対して日頃よりこの様な議論がなされていなかった事にも反省した。現地に入り後者が多く活躍していた事に著者自身、日本の復興を感じていたが、この様な事実から当団体に於いては、今回の活動に対しては団体全体ではなく、複合団体有志という前提の基に行われた。只、推進派と否定派に共通する意見として、今後の災害対策に就いて人々に考える機会を与える礎に成ると言う共通認識は得られた。又否定派の中で少数意見ではあったが、「災害時の直ぐ後の現状把握は、行為に就いては否定するが、史実及び実態資料となるのでぜひほしい」「個人的に行きたいのだが、被曝と二次災害における死傷が怖いので嫌だ」という意見もあり、それぞれ事情があり、これも正論だと受け止めている。従って今後、本報告書は第二版、第三版、と議論されつつ発展する可能性も秘められている。実際に災害から一週間後の現実として今後講演する事で、それぞれが現実を認識できる事から、様々な意見が得られ、災害と災害後のあり方に就いて各自が考えてくれる事で、今後起こる悲劇を最小限に食い止められる様な方向性に発展することを望んで実行した。楽しい話ではないが、日本に住む以上、直視しなくてはいけない部分であり、災害後の現実から目をそむけず、それぞれの考えを述べて発展してくれる題材に成る事を期待している。

 

結果、環境省外郭団体日本環境財団の茅野女史は8時間後に即決で応援の決断をしてくれました。

それから1年後復興が始まると、糸魚川のおかげで明るい活路も見出しました。

・・・救助・救済・復興と進み、仮設住宅や生活基盤となる一次産業を支援する中、東北3県から「糸魚川を参考にして復興できるのではないか」といわれました・・・

 

人文と被災地の求める糸魚川・・・・・・・・・・

・・・・・・・糸魚川の地形、災害に強い自然環境、自然力の活用

被災地の人にとって震災直後から糸魚川は大変親切な地域でした、そして又、東京糸魚川会など外



更にその後・・・糸魚川ジオパークが、レクレーションやツーリズムのような楽しい事ばかりではなく、被災地の復興に大きく役立っています。・・・・・

91_convert_20140628181542.png     90.png 
糸魚川ジオパークカレッジへの参加や、寺崎講師によるジオツーリズム

92_convert_20140628181625.png 
安全な河川や、斉藤所長らによる地形調査 



 

少し休憩・糸魚川ジオパークカレッジ26年度アンケート結果・・・・・・・・・

 

- 3      -2      -1       0        1        2       3 

大変つまらない つまらない  少しつまらない  どちらでもない 少し面白い    面白い    大変面白い

 


 

出来るだけ+の数値に人を集めてゆく事で、引き続き頑張りますので宜しくお願いします。

 

講義の内容は、理解し易いですか、理解しにくいですか、○で示してください?

- 3      -2      -1       0        1        2       3 

大変難しい   難しい     少し難しい   どちらでもない  何となく解る   解る     良く解る

 

勝手な予測ですが、最後に全ての話が糸魚川というキーワードでつながるはずです。

 

会場(教室)の雰囲気は、参加しやすいですか、し難いですか、○で示してください?

- 3      -2      -1       0        1        2       3 
大変参加し難い 参加し難い  少し違和感がある どちらでもない 少し慣れた  参加し易い  大変参加し易い


/11・2/12/153/1・3/15
98_convert_20140628184002.png


歌会始

糸魚川の大地・生態系・文化のよさを感じ、最もシンプルにその小宇宙を最もシンプルに、そして、さり気無く、お洒落に、人にも伝える方法について、わが国には「歌詠」という大変便利な文化があります。

 

学び舎で 音立てつぶした ききょう蕾

火砕流 すべりおちたる 夏休み

沖待ちの 船に灯りの ともりゐて 波の背にのり 渚にとどく

ジオパーク 人それぞれの 楽しみを 食に温泉 自然体験

糸魚川 旨し海草 カニにあんこう 南ばん海老よ

日本海 沈む夕日に 心も溶ける ルート8号 車を停めて

笹倉の 湯に身を浸し 耳澄ます 川の流れに 心洗われ

海辺にて ヒスイ探しに 我忘れ こどもに還って 瞳を輝かせ

美山の地 暑き夏にも すすき見え

不動滝 奴奈川姫も 涼みけり

国道から 頚城三山 つきぬける空

いにしえの 大和の女神 奴奈川姫 我が頚城野な 生まれいでたる

晴れ渡る 秋の夜空に うるわしさ 中秋の名月 浮かびける

夏過ぎて 夜空澄み切る 寒さかな

黄金色 秋らんまんの 実りかな

朝露の 光る朝日に アマガエル

名月の 名残惜しや 8年後

 

皆さん、恥ずかしがるので、詠人不知としてください。

 

  

 


続いてリコンディションによる活用・海の家

 



 エコハウスの定義5 糸魚川自然力の住まい エコハウス5 

   

山の家

都会人のあこがれるすまい

都会人のもとめているもの


まとめ                

上記の内容から住宅の室内での冬季時期の温度差のバリアフリーが必要と考えられます。又築年数の経過した建物の熱エネルギー対策と融雪装備が高齢者住居に必要と考えられますが、(表-2)の住宅と健康では元気な方が多い為、余り便利にする必要がないかもしれません。

糸魚川での暮らしは、便利か否かは、都心部の24時間営業やお店があちこちにある事が便利かどうかは、如何でしょうか?絶対的に綺麗な空気や星空、美味しい食材、都心と比べ安い食材、等

都心部での憧れはどんな事でしょうか?皆さんは如何お考えでしょうか。

買えないものが糸魚川には沢山あります。風土、自然環境、などは買える事はできません。

この辺が糸魚川のポテンシャルの高い所です。



                                         
99_convert_20140628200555.png   エコハウスの定義5
 


100_convert_20140628200625.png     101_convert_20140628200709.png

    東京都新宿区の風景        糸魚川市の風景


 



 

糸魚川ジオパーク・ヒーリングプロジェクトに於ける検証研究からの実践考査』



糸魚川ジオパーク・ヒーリングプロジェクトに於ける検証研究からの実践考査』です。

2008年から東京大学庭師倶楽部が研究を行ってきた糸魚川のポテンシャル調査研究も、その後計画の実行へ発展して、2013年には糸魚川商工会議所主催による「ヒーリングプロジェクト」の実践スタイルとして、糸魚川の大地・生態系・文化資源から、造園学的視点と地域技術手法の活用による産業活性への考査を行い、更にヨーロッパの先住民文化から、ロストテクノロジーとロストカルチャーを取り入れた形で、糸魚川独自ブランドの構築から、産業の発展と文化交流を推進する計画を実行しはじめています。計画の実行に当たっては地域文化や自然環境を損なう事無く活用する形で、保護と利用を成し、産業としての効果と役割を果たす事で地域の経済発展や文化活性から持続可能な環境計画を成し、住民参加型の製造・販売のプロセスを構築することで、糸魚川資源の大切さについての環境教育もなせる事を目的としています。 

 102.png糸魚川ジオパーカレッジ・研究室便り

 ・・・世界ジオパークの街のからの三極構造・・・

・・・おかげ様で、大地の公園・被災地を森から元気にする街・白魔女さんの国で活躍しています・・・

・・・活動のテーマは、「人と自然の関り」や「自然力との共存共栄」です・・・

image020.jpg 東京大学旧林学科OB・OGによる『有志団体・東京大学庭師倶楽部』は設立以来、林学者・磯崎邦夫の「学術の実践貢献思想」を元に、盆景から国立公園迄を合言葉として、地方都市の資源からポテンシャルを見出す研究を実践してきました。これに伴い当NPO団体とは、「人と自然の関り」や「自然力との共存共栄」テーマとして、研究計画に準じた自然や社会への実践活動を行っています。

 




地域コミュニティー  主な活動Ⅰ・

世界ジオパーク認定の街で、地域全体をキャンパスと考え、そのコアを糸魚川市から発信する『糸魚川ジオパークカレッジ』の開校から運営を行い、地域資源の保護と利用に携わっています。


  103_convert_20140628223248.png主な活動Ⅱ・

東日本大震災後の復旧・復興に就いて、イーハトーブの森から被災地を元気にするプロジェクトとなる『住田ふるさと夢学校』のサポートから持続可能な環境計画活動を行っています。




104.png                     主な活動Ⅲ・

                    ポーランド先住民(Czarodziejka)に学ぶによる自然科学と社会学との融合研究から
        
       lost technologylost cultureによる地球環境学や実践型の環境教育を実施していま
          す。





 





大地・生態系・文化から地元の人の歴史が作った産業の一覧表  

1five element

ポーランドの先住民が月暦を使い採集したビャウオベイジャの森のアロマと日本のポプリや翡翠から作る製品

・香水石Czarodziejka№7・

・大地の恵みからの石鹸

2・自然力の住まい

日本とポーランドの先住文化としてlost technologylost cultureを融合させた新領域創生技術による暮らしサポート

 

・自然力の家czarodziejka

・先住文化の陶器

・森からの物語で作った机

・ホーランド式薪ストーブ

3・糸魚川ジオパークカレッジ集中講座

ジオパーク学による短期5日間の座学と体験学習知的冒険の旅の博物誌として、里山の木の実を使い白魔女のcake recipe四季をテーマにちりばめたポーランド蝋燭・・転覆率100%プチインディージョーンズ水の旅等。

CZARODZIEJKACAKES・ツーリズム

・ラフティング・ツーリズム

・森のヒーリング蝋燭・ツーリズム

・短期集中講座・5日間

・別途出張講座植塾・1日間/1hor

4・糸魚川ジオパークカレッジ研究室

東京大学140年の造園学史実と糸魚川の新領域創生ジオパーク学から応用した人文環境と自然環境の地域調査・環境解析・村おこし計画などの実施や、東京大学庭師倶楽部の実践を生かしたランドスケープ計画の提供。

・ジオ解析7,500,000/

・ジオランドスケープ・工事費の10
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5・ひゃひゃうひゃの森の贈り物

物語・日本の森の中で、極稀に「ヒャヒャ・ウヒャ」と囁く様な、或いは囀る様な声が聞こえるきがする、子供の頃から不思議だったので白魔女に尋ねると、森に住む精霊と答えた。

stone art

・森林の缶詰

・青春18食材・フォーシーズン

・プチジオトープ





皆さん手探りの状態から、造園学の基礎を学び。

実際のジオツーリズムとゲスト講師から、わが町を再発見し。

我が街ジオパークから共に考え。何時しかジオパーク学が身について。

気がつけば知的冒険の旅も終わりに近づき。

今年もついに、御自身のジオパーク学を博物誌に記すときが来ました。

  

今年も論文は豊作です。

下記に収穫した論文の要旨と皆様の熱い発表をお伝えいたします。

尚、本文は市内の図書館などに配布いたします。


さて本日のカリキュラムは『


五十嵐 正『糸魚川真柏に関する特徴の研究』要旨

糸魚川真柏は明治40(1907)頃、四国出身の鈴木多平により現新潟県糸魚川市の黒姫山付近で発見されたが、なんとヒスイが世に認知された昭和13(1938)より31年も前の事である。糸魚川真柏の特性は国内のどの産地より優れていると盆栽界で絶賛され、糸魚川真柏にある「得難さ」を全国各地の展示会で称賛されている。石灰岩の断崖絶壁で様々な厳しい気象条件の中から作り出され、捻転した幹や白骨化したジンとシャリ芸が堅牢で、葉性の繊細さと葉の美しさが愛好家のみならず、一般の方々にも感動を与えてきた。しかし自生地で枯渇したと言われる中で、愛好家によって育まれていた糸魚川真柏の名品と言われた物が市外へ流出している。残された糸魚川真柏を、世界糸魚川ジオパークに認定された大切なこの地の資産として、糸魚川真柏の当地として育成保存をしたい。小中学生の頃の卒業式などの式典で演台を飾っていたあの盆栽のように、糸魚川真柏の雄姿をこの地の資産であることを子供達に「知って、育てて、受け継ぐ」を、教育の場に反映させたい。幸い糸魚川真柏は、市内の愛好家は元より全国の愛好家によって、親木から切り分けされた挿し穂を長い年月をかけ、岩壁で育まれていたその雄姿が「風を感じる樹」として植木鉢の中で再現されている。

 

池田直子・糸魚川地域に於ける姫と石の史実検証に関する研究』・要旨

新潟県の糸魚川地域に於ける姫と云えば、奴奈川姫(ヌナガワヒメ)である・・・姫は、古代高志(越)の国(現代の頚城地域)にあり、美しく、賢く、勾玉を持ち、この地を治めていたという(口碑伝説)奴奈川姫伝説の姫である。「奴奈川」の文字は人や時期・統治により文字がかわり、現在の漢字になった。この史実について伝説で終わらない為にも、そして糸魚川に、奴奈川姫在り!の検証・研究を進める。          その一環として縄文時代・大和出身の興味深い巫女姫との比較をし、「奴奈川姫」が『ド・ナ・カ・ワ・ヒ・メ』と呼ばれないために、知名度を上げてゆきたい。『ぬ・な・か・わ・ひ・め』の言葉の響からは、緑と赤の石を持ち、地を司ると言う意味がある事から、翡翠と瑪瑙(めのう)の輝ける玉を用いたシャーマン(巫女姫)としての存在という事が納得できる。本研究に於ける持論(仮説)として、奴奈川姫の居た時代では、奴奈川族が生活し、その先祖を辿ると縄文時代になる。姫は弥生・古墳時代と長期に渡る存在である事から・・歴代天皇のように、第一代・奴奈川姫:黒姫→第二代・奴奈川姫:長者ヶ原姫になり受け継がれ、巫女力・霊力・血筋・等を先代の姫と族の長が決めたと仮定する。また、本研究において対比する『瀬織津姫』(せ・お・り・つ・ひ・め)は、別名・「卑弥呼」と仮定する。初代 奴奈川姫は、瀬織津姫の噂を聴いた可能性があると考え、紐解いてゆけば、出雲・伊勢・諏訪・高志の日本列島・名付けて超絶パワースポット(スクエアーライン)は結ばれ糸魚川の重要性が見直され、糸魚川ブランド巫女姫・奴奈川姫の存在を史実・永遠の石、岩石・ジオパークサイト等と関連付け、五感体験しながら検証し発信することを本研究の目的とする。

伊藤 富士雄糸魚川地域における農林水産資源と人文や自然環境資源がもたらす高齢社会に良い地域に関する研究』・要旨

要介護者と介護・医療の従事者とのよりよい人生最後の楽園を求めて自然の中で活動して活性出来るライフワークを一つの理想と考える。俗に言われる「ピンピンコロリと生きて逝く」とした事も、人生の幸せの選択肢である。この考え方については、様々な捉え方があるが、人が「本来の人

らしい生き方」の一つとして位置づけられている。これらの生活を送るためには、受け入れ態勢の充実が図られる必要性があるが、この部分について新潟県の糸魚川地域においては、地形・地質・生態系・文化財産をテーマとした世界ジオパークの認定を受けていることから、独自の地域特徴と供給資源があり、今まで観光における安らぎや楽しさ、被災地における防災と復興の礎、ジオツーリズムリの先にあるアカデミズム等の構築が行われており、多種多様な価値を創生してきたが、新たに楽しく元気な高齢者像を実現してゆく為の資源を持った地域要素があると考え、糸魚川地域の農林水産・山川海・文化歴史の3つの要素から研究を行った。

 

 

内山 伸一糸魚川地域に於ける地すべり地帯と古来からの地名に関する関連性に就いての研究』・要旨

本研究は上記論題に対して「地名を学ぶ」こととして研究を進める。「地」は、万物が住むところ國・領土・居場所として「地力」「地方」「地形」、について以下の検索からはじめた。著者は大地の公園として世界ジオパークに認定された新潟県糸魚川に住んで日々何気なく暮らしてきたが、地名について深く考える事が無かった。災害など、遠いから関係ないで過ごしてきた。子供の頃、東京の叔母の所へ昼に伺う、突然家がゆれ驚いた、何かと聞くと地震よと答える、初めての脅威を味わう。新潟地震・中越地震・能登沖地震を体験した今日、もしかして現実に遭遇したらどうするか、歩きながら災害を想定して避難場所の経路を選ぶことに専念をするこのころである。吉川英治の「宮本武蔵」によると、鎖鎌の達人と知らずに、一夜の宿を乞う。母乳の匂いと、風車の音を聴き危険を察知した。また、百人一首(清原元輔)「契りきな互みに袖をしぼりつつ末の松山浪越さじとは」地名に刻む災害の記録を確認したい。本研究が少しでも、今後の防災に関するジオバークとして、地名を学び役立てる事になれば幸と願っている。

 

 

恩田 恵美子糸魚川ジオパークの水資源に於ける多様性と可能性に関する基礎研究』・要旨

筆者は新潟県糸魚川市に位置する焼山火砕流堆積地の中川原台地の上で育った。火砕流は水はけが良いので湧水はなく、日常の生活用水は田圃の用水と同じ水を家へ引いて、沸騰させたものを使用していた。雨が降ると泥水になって濁り、時には雨蛙が流れてくることもあった。小学校高学年の頃、集落で川の対岸の棚田の湧水を利用した簡易水道が完成して、やっと生水が飲めるようになった事から、安全な水についてはこだわってゆきたいと考え、研究を行った。

 

 

斉藤 一美『世界ジオパーク糸魚川・24ジオサイト×24の楽しみ方×24のストーリー考査研究』・要旨

世界ジオパークに認定された糸魚川市に、著者は2011年に初めて仕事の依頼で訪れた。やがてその不思議な街の魅力に取り付かれ、いつしか一人の旅人になっている自分に気付いた。この街のツーリズムはその先に大地の自然を学ぶアカデミズムや、保全と活用に携われる社会工検査的なステータスも感じる。いつしか愛する街に僅かでも自身が何か貢献したいと願うようになり、24のジ

オサイトに対して楽しみ方とストーリーのあるテーマパークの研究を始めた。

 

 

 

新潟県の西端に位置する当青海地域は、糸魚川世界ジオパークの中にあり、自然の価値が世界的に高く評価されている地域である。特に、翡翠や石灰岩の産地として有名である。また、田海ヶ池に代表されるように、日本有数の多種多様なトンボが生息する地域でもある。本研究の目的はこのような価値の高い自然の保護と子どもたちへ環境教育にある。本研究では、地域の地質や生態系に配慮しながらジオトープ(地形・地質を中心に考えた空間)を造成し、田海ケ池に生息する貴重なトンボの補助的な繁殖地としての機能をもたせるなど、地域の自然を再生する取組を行う。そして、ジオトープ造成後の生態系の変容を継続的に観察することにより、ジオトープがトンボの補助的な繁殖地としての機能を果たしているかどうかなどを検証していく。また、このジオトープづくりを通じて、子どもたちの地域の自然への理解を深め、自然保護への意識を高めることにより、将来のジオパーク活動推進を担う人材育成につなげていく。

 

 

堀田 須美江・『誰でも行ける癒しのジオサイトに関する考察と研究』・要旨

新潟県糸魚川市はフォッサマグナの大地と、日本海気候独自の風土から、生態系の特異性と多様性、更にはその地域に育まれた文化の独自性など、大地の歴史的遺産として2009年世界ジオパークとなった。この大地の公園については地形や地質の異なった24のジオサイトが構築され、人々を楽しませてくれる。こうした背景の中で「公園」としてのfamiliarityと「healing」の大切さ、即ち「誰でも行ける癒しのジオサイト」について世界ジオパーク認定都市として考えたいと願った。又同時に、文化交流都市として、この課題に対して著者自身も出来る事から取り組みたいとも考えた。この結果、著者自身が体験してきた山歩きや福祉の仕事に携わって来た経験地を基に、誰でも行ける癒しのジオサイトについて計画案を作り、物理・心理・史実の側面から考査を行うことで、ジオサイトの保護と利用・持続可能な環境計画・環境教育の一角を形成できればと願い、ジオツーリズムのコースについてプロトモデルを考案する研究を試みた。


山本 愛一・「マイコミ平の千里洞における植生の観察と今後の展望に関する研究」要旨

著者の暮す横地地域は新潟県糸魚川市にあり、平成21年8月22日に日本で初めて世界ジオパーク(糸魚川ジオパーク)に認定された自然豊かな環境の中にある。特にここ横地はジオサイトの一つであり、「マイコミ平」のすぐ麓にある全戸140戸の集落として形成されている。このマイコミ平とは、全山石灰石でできている黒姫山の裾野にある標高700mの盆地のことを指す。この場所も石灰石で形成されており、山口県の秋芳洞と同じく鍾乳石等がある地域である。マイコミ平の特徴は日本で1位から4位までの深さを独占する竪型洞窟が存在することにある。さらに、この竪型洞窟の一つに「千里洞」があり、この洞窟より吹き上げる冷風による影響が、周辺の植物の生態を低いところほど高山性の植物(標高2,500m級)を分布させるという不思議な箇所として、大変希少

な地形価値が見られる。

昭和51年にこの竪型洞窟の調査にケイビング隊が入洞したが、想定していた以上の大雨のため竪穴の中で身動きが取れなくなったことがある。この遭難事故によりマイコミ平への入場が許可制になったことから地元の人たちも入場できなくなり、この素晴らしい自然があるマイコミ平が簡単に見られない状況となってしまった。地元で暮らしている著者たちにとって、もっと気楽にマイコミ平に入場し、地元にこんな素晴らしい自然があることを認識していただき、また沢山の方々にマイコミ平を知っていただくことで、地域の活性化に寄与できればと思い論文のテーマとして取り上げた。

山本かずみ・『里山を活用した糸魚川ジオパークにおける生きがいネットワークに就いての事例研究』・要旨

近年、高齢化が進み、いたるところに空き家や売り家が目立つ。田畑は荒れ、山林は手つかずで放置され、若者は都市へと移り住み、ふる里へ戻りたいと思っても働く場がない、と親の側からも子の側からも多数の声が聞こえる。人々は先行きの無い漠然とした不安の中で現状に喘ぎながら生きている。著者の住む高畑地区においても高齢化や核家族化が進み、年齢別の人口比率は、0歳~18歳までの就学世代は15%、19歳~55歳までの就労世代は23%、56歳~70歳までの熟年世代は33%、71歳~のシニア世代は29%と増々高齢化に拍車がかかっている。その中で老いも若きも元気に生き生きと生活し、豊かで充実した人生を創造することができれば、自ずと地域全体の生活化が図れ、その先には医療や介護、イジメや鬱など世の中に蔓延している諸問題も自然と解決の方向へと向かっていくのではないかと考える。世界ジオパークに再認定された糸魚川地域に住む著者として、この恵まれた自然に感謝し恩恵を享受しつつ真に豊かな未来へとつなぐ一つの糧として、この考察を重ねた。


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本日で一年間の最終講義を終ります、名残惜しく、少し淋しい気持ちです。ぬーな

知的冒険の旅を一年間、ご一緒していただき、有難うございました。

おかげ様で今年度も大変優れたジオパーク学の蓄積がかないました。

同時に多くを学ばせていただいた事に、厚く御礼申し上げます。

日々の皆様の御尽力と御協力に心より感謝いたします。

どうぞ今後とも、御指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

平成25315日・糸魚川ジオパークカレッジ・講師一同


           
              

    

 





    






平成26ジオパークカレッジ受講生募集

東京大学庭師倶楽部が主催する「糸魚川ジオパークカレッジ」の受講生を募集します。

開催期間 6月~平成27年3月(毎月第2・4土曜日)

※座学(3時間)を全18回、現地(半日)を全5回開催する予定です。

と こ ろ 市内の公共施設、各ジオサイト など

対  象 18歳以上の糸魚川ジオパーク検定初級合格者または今秋の受験予定者

内  容 糸魚川ジオパークを題材にした自然・文化の

学習や現地での実践型学習 など参 加 費 1回1,000(市民は300)

定  員 20(申込多数の場合は選考)

申込期限 4月30()

申込・問合先 交流観光課 ジオパーク推進係 552-1511


 

東京都新宿区

糸魚川市

人口

289,583人(外国人を除く)

48,788

世帯数

177,353世帯

17,623世帯

対高齢者割合

59,896人  18.8%(H23

15,563人   31.9% (H19

救急搬送における高齢者の割合

25,625人(H25/59,896

42.7% 

1,014人(H18/15,563

6.51%

 

 

 

  

 

 

東京都

糸魚川市

1.生活の便利性

2.風土

×

3.憧れ感

4.空気が綺麗

×

5.星が綺麗

×

6.ヒスイ・化石拾いが出来る

×

7.食材の価格

8.魚貝が新鮮

×

9.住宅の築年数

30

100

 

 

東京都

糸魚川市

1.積雪

×

2.寒さ

3.暑さ

4.耐久性

5.凍結深度

×

6.雪下ろし

×

7.スガモリ対策

×

 

 

 

 

 

 

 
糸魚川の様々な地形・谷・生態系・文化・そして此処に「住まう」人々の知恵と歴史の深さ

  私の行ってきた都会の建設業とは

  その中での疑問

  シックハウス症候群の町東京

  地球温暖化

  首都の住宅事情

  都会があこがれる地方都市

  本来の暮らしとは


ジオセラピー  
 エコハウスの定義3  エコハウスの定義 


先ずは現地調査


今回は糸魚川の住宅と都心の住宅の比較から本来の暮らしに関わる事柄

今後「期待する事」や「改善してほしい事」など有ればお書きください。

 

皆で討論会が出来ると楽しい・今後ゼミなどでテーマを決めて行います。

修行中の為、完全に理解が出来はませんが楽しいです・有難うございます、私も修行中です。

プリント料が多いので重点だけにしてください・済みません、この辺はダイジェストを考えています。

将来的には短大や四大に進化してほしいおっしゃるとおりです、この辺は私どももそう考えており、熱望しています。どうぞ皆様お力添えください。

これかせも地域の人材育成に貢献してほしいこちらこそ宜しくお願いします。

先生のやり方で進めてください・有難うございます、造園学を基にした実践学の成功と失敗の実例からジオパーク学として学んでいただき、糸魚川の活性を願っています。

勉強に成るので個人的にはもう少し回転を速めても良いと考えます質と量の速度になると思いますが、深さを取り入れては如何でしょうか。

ジオサイトと結びついて具体的な話や講和が有ればもっと聞かせてほしい。後期は私共もそのようにしたいと考えていますので宜しくお願いいたします。










 
大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌後期・1









          ・


有難うございます、今後も努力を続けてゆきます。


からも非難した人を支援してくれたそうで、東北の人は感謝しています。


Europe lost technology & lost culture』ゲスト講師・Anna, Jurago先生

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大地の頂・翡翠の谷2013知的冒険の旅博物誌前期

先ずは、この様な話から始めさせていただきます


    大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌前期・6/1・6/15・7/6・7/20・9/7・9/21
ジオまる                                                                                   1_convert_20140618140625_convert_20140618140747.png
                                                                                                                                                                                                 
                                                                                                                            ジオパークカレッジの講義風景
これから1年間皆様と学ばせて頂きます、どうぞ宜しくお願いします。造園学の趣旨とは?・・・
糸魚川での方針や方向性とは?・・・・主な手法とは?・・・
ところで造園学って何?・・・ジオパークとの関りとは?・・・又、当カレッジを主催している東京大学庭師倶楽部とは?・・・変な名前の倶楽部だけれど・・・?そこにいる宮とは、どの様な人なのだろうか?・・・・・・等については未だ、未知数かと思います。
その為、25年度の第1回最初講義では、この辺の部分からお話させて下さい。
そして何よりも、造園学という名の森林科学が、如何にして糸魚川ジオパークに役立つ実践学になるか、といった疑問も在るかと思います。
この辺に就いて6回の講義で下記の内容を主体に、順にお話してゆきます。
1・元々造園学は「森林美学」という名のドイツの経済学でした。
2・変な名前の任意団体「東京大学庭師倶楽部」のお話。
3・宮の自己紹介
4・主旨となる「人と自然のかかわり」や「自然力との共存共栄」に就いて。
5・方針となる「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」とは
6・ゾーニングと3つの視点軸に就いて
7・地域資源からポテンシャルを見出す手法とする磯崎式3軸環境評価手法に就いての説明
8・アセスメント
9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実実践学の類似事例


1・元々造園学は「森林美学」という名のドイツの経済学でした。
それが明治以降日本で深化して人と自然のかかわりなどに関する環境科学になっています  
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H・Ⅴザーリッシュ 森林美学糸魚川 ジオパーク学
大きな木はその街のシンボルの為に大きな大地の溝はその街のシンボルに
中くらいの木は人々の生活を育む為にそこで生まれた生態系は人々の大切な資源に
小さな木は虫や小鳥たちの為に。不思議な谷の多様な文化は知的交流の為に
1885年・ドイツ~2010年・糸魚川~

2・変な名前の任意団体「東京大学庭師倶楽部」のお話
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     被災地にて     糸魚川にて      ポーランドにて
簡単な話、東京大学出身の森林学者らが、学問をさせて頂いた社会への恩返しとして、人と自然のかかわりについて、各地域で実践活動を展開させてもらう有志団体です。

3・宮の自己紹介・・・・勝手に日本環境財団のホームページを使っています。

日本環境財団・第4回 健康と環境フォーラム

 宮顔

日時:テーマ

2012312「先人の知恵に学ぶ環境との共存と共栄」

講師:

宮 江介 氏  東京大学庭師倶楽部  主任研究員

プロフィール

1960(昭和35)年生まれ 東京大学農学部大学院林学課 修士課程終了・東京大学農学部林学科森林風致計画学研究室にて、庭園の構成要素に就いて研究。論文「日本庭園に於ける非対称性の研究」を発表。12年間の庭師経験を持ち、実践的環境活動の傍ら論文発表を行う。

という事で、勝手に糸魚川で楽しく仕事をさせてもらっています、どうぞ仲良くしてください。
4・主旨となる「人と自然のかかわり」や「自然力との共存共栄」に就いて解り易く、まとめると・・・・・。
「人と自然のかかわり」とは・・・・造園学
「自然力との共存共栄」とは・・・・ジオパーク学
という事になりますが、更に解り易く言うと。・・・・・
「人と自然の関り」
=自然に対して人がいかなる行為をとるかというアプローチや継続等を試みる行為
=造園学(森林美学・森林科学等)
「自然力との共存共栄」
=自然界と人との共存の歴史や実践の優れた摂理を学び更なる発展と持続可能な環境計画を構築すること
=ジオパーク
という事になりますが、まだまだ分かりづらいと思いますので、次を見てください
 

1・環境には「人文と自然」「正の数値と負の数値」「ハードとソフト」があります。

 

人文   自然         正の数値 負の数値        ハード ソフト

         ▲                       ▲                       ▲

2・しかし誤ってはいけないことは、先ず自然があり、その中の一部に文化があり、更にその中に様々な部分があると言う事です
自然
自然  =  経済
注3・これは「人と自然の関り」や「自然力との共存共栄」に共通して言えることです。
そこで私達は造園学をもって「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」を方針としてこの街でアプローチを始めました。
5・方針となる「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」とは・・・

「保護と利用」=地域の自然や人文資源に就いて保全と活用を平行して行うこと
「持続可能な環境計画」=地域資源を活用して産業で得た収益の一部を用い資源を守ること
「環境教育」=上記の二点を実践として次世代に伝えること
これを造園学の方針として糸魚川でもアプローチしました。
造園学(人と自然の関り)のアプローチは糸魚川でジオパーク学(自然力との共存共栄)として新領域の創生となりました。(以下の看板はその一つの事例で、とても大切な事が実践されている街です)

糸西大漁の森 


6・ゾーニングと3つの視点軸に就いて。
「МAB計画」とは、簡単に言えば国立公園や自然公園等の或る地区を保護(動植物等)と利用(観光や産業等)ゾーンに分類して、保全と活性化を図る方法です。
つまりそれぞれの特徴有る地区を分類して、その要所ごとの主要対象を守り活用し、更には一帯に対して全体をリンクさせて保護と活性化する計画です。 
  
 
マクロ・・・・・望遠、パノラマ等の全体系
メソ・・・・・・ヒューマンスケール、滞在空間
ミクロ・・・・・・五感などの体験スケール





以下は諸々のスケール事例です。
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  ヒスイ個体    採集できる海岸空間  恵みを作るジオパーク

ジオパーク全体空間     原始の河川ツーリズム        岩魚

 

7・地域資源からポテンシャルを見出す手法とする磯崎式3軸環境評価手法に就いての説明

 

1・複雑な話なので学習の手順から話します。

2X軸としての物理解析手法の話

3Y軸としての心理分析手法の話

4Z軸としての史実検証手法の話

5・上記3軸を総合的に見た質量の話

 

1・先ず学習の考え方として物理解析軸(X)と心理分析軸(Y)と史実検証軸(Z)を対象とする地域に当てはめ、総合的に考査する考え方が大切です。


  11.png  

2・物理解析軸に就いては対象を定量数値で示す事で客観性と再現性を求めてゆきます。

12.png  

3・心理分析軸については、人の感性や五感によるセンサーを出来る限り定量化します。
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4・物理解析軸と心理分析軸が出来上がった結果に対して、過去の史実から負の数値を主体に検証します。
 
14.png
 

5・出来上がった定量数値に対して縦軸・横軸・奥行き軸毎に物理解析軸(X軸)・心理分析軸(Y軸)・史実検証軸(Z軸)を当てはめて質量を記墨とで位置や大きさを比較してゆく公式が出来上がり、環境空間の調査結果を導く手法の一つとなります。


15.png 

8・アセスメント

アセスメントとは様々な「予測」を意味しますが、造園学で言うアセスメントは、100年先にどの様な遺産を残すか、その為に10年後までに何を構築するか、故にこの一年で何をすべきかと考えます。(下記図はアセスメントの事例)

 

・今は衰退しているけれど100年後には大切なものとして大きくなるもの

10年先に残したものが100年先にさまざまな夢や可能性になるもの

・徐々に小さくなるけれど守らなくてはいけないこと

考古学・ゲスト講師・山岸先生

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9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例1

 

糸魚川にある古民家の保護と利用と建築技術における考査研究

19_convert_20140617101411.png背景・・・・近代の住宅が住人に与える影響が数多くあることを体験した。建築に使われている、建材から人体に有害なガスなどが室内空気を汚染し化学物質過敏症・アレルギーの原因だったり気密住宅により計画的な換気料の不足から起こる結露・カビ・ダニ等の多発、又古くなった建物を再利用するのではなく解体してしまい、廃材化し焼却する際に出る有毒ガス。これらの有害物質の元を作り出したのは、設計する側に問題があると考えられる。空気が汚れ、家庭から排出される汚水により川が汚れ、海が汚染され、雲が汚染され、酸性雨が山岳地や都市部に降り木々や建物に影響を与えている。今から設計する側や施工する側に環境保護や人間の健康等多くの検討内容と技術的な知恵が必要と考える。これらの問題を改善できる可能性を持ち備わっているのが、古民家だと考える。古民家は各地に現存し今も住まわれている。更に古民家の耐久性から自然の力を利用した住まい(以下自然力の住まいと称す)からCo2軽減、森林の保護と利用、先人の大工技術についても後世に伝えること、住む人の健康面や免疫性の活性(以下自己再生能力と称す)等本来の人間の機能にも多くの影響を及ぼすと考えている。今回の研究題材として新潟県糸魚川市にある古民家を取り上げ先人の建築を通して今後の住宅について考査してみた。

研究方法・・・・糸魚川市内にある既存の建物を調査、現在も住んでいるお宅に訪問し、何時から建っているのか、現在の住み心地や、使用されている柱・梁・床構造等を聞き込み、撮影する。又、居住者のいない建物も調査し、なぜ住んでいないのかその理由を探り、過疎化を防ぐ為にどのような方法や活用方法があるかを探る。市内にある学校にも目を向け廃校になっている建物の利用方法等も実践的な活用モデルとしたい。中央部と地方部の古民家を比較した時、存在数の違いについても調査する。

活用に関する考査・・・・問題になる事例、法的な規制、地域的な市街地形成、人的な問題等に分類される。先ず法的な規制は、防火規制、消火活動に関する車両の進入路の確保、避難時間等の規制に対応していない等があげられるが、近年では木造の耐火実験等により主要構造材の断面積が一定寸法を満たしていると耐火時間を満足するなどが試験センターで発表されている。防火性に優れた建物とは、どんな仕様なのか昔と今の比較が必要と考える。次ぎに、住宅街について中央部と地方部について考査する。 隣地の離れる距離を比較する、次に人的な問題は、古民家生活と現代建物の生活感に多くの相違がありその為に古民家が解体される実態を見かける。

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現代風の建物(平成25年代・2013年)   昔の建物1(平成 5年代・1993年)

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昔の建物2(昭和48年代・1973年)       昔の建物3(昭和28年代・1953年)   
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 昔の建物4(昭和 8年代・1933年)     昔の建物5(大正 2年代・1913年)

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昔の建物6                昔の建物7
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昔の建物8               昔の建物集落 

9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例2

頭の体操・・・「風水」や、「陰陽道」に就いてお話します。・・・・・・・

   
先ず、風水とは、古代中国の思想で、都市住居建物などの位置の吉凶禍福を32_20140617103221dbc.png決定するために用いられてきたものです。

これはの流れを制御する物の位置思想で都市や住居(生者の居住空間を陽宅(ヨウタク))、墳墓(死者の居住空間を(陰宅を(インタク))と呼んで死者は永く幸を受け、生者はその子孫繁栄するという思想です。続いて陰陽道(オンミョウドウ)とは、簡単に言えば「天文」、「暦」の一つで「おんようどう」や「いんようどう」とも言い、古代自然哲学思想陰陽五行説を起源として日本 

独自の発展を遂げた

 

自然科学呪術の体系です。


陰と陽太極図
        安倍清明        晴明の印    魔女の五蒡星(番外?)

研究者によれば、中国では陰陽思想は儒教道教などに吸収されて、日本の「陰陽道」に相当する独自の体系は発達しなかったとされているため、近年では陰陽五行説が自然界の万物は陰と陽の二気から生ずるとする陰陽思想と、万物は木・火・土・金・水の五行(糸魚川には沢山有ります)からなるとする五行思想を組み合わせ、自然界の陰陽と五行の変化を観察し災厄を判断して、人間界の吉凶を占う実用的技術として、日本特異の発展を遂げた結果誕生したものと考えられており、平安時代より前(古墳等)から日本では四神相応の思想が強く、土地に、東に青龍、南に朱雀、西に白虎、北に玄武(こちらも糸魚川には沢山有ります)の揃う土地を、風水で理想的とされます。

※・では一帯糸魚川の古代都市は同であったか、又皆さんの住む場所は・・
 

 

場所

東・青龍

西・白虎

南・朱雀

北・玄武

寺時遺跡

田海川(流水)

青海川(大道)

田海(湖沼)

佐渡?能登?

長者ヶ原遺跡

海川(流水)

姫川(大道)

大野(湖沼)

平牛(丘陵)

奴奈川神社

早川(流水)

海川(大道)

月不見の池(湖沼)

尾山(丘陵)









作庭記原文
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上記が作庭記原文しかしこれでは読みづらいので田中正大先生という方が句読点をつけて今風な書体にしていますので、本日はこちらを使って学習します。

この『作庭記』なるもの、日本最古の作庭書ですが、内容は大変科学的であり、物理学、生物学、地形学、流水学、心理学などいにしえの言葉でつづられており、現在の環境学や、自然地形や生態系の共存実践にも大いに活用できます。

参考までに一部分を紹介します。

 

1,石をたてん事、まづ大旨をこゝろふべき也。

一、形により、池のすがたにしたがひて、よりくる所々に、風情をめ□□□□、生得の山水をおもはへて、その所々は□こそありしかと、おもひよせたつべきなり。

となりますが、まだ読みづらいので更に明朝体に直し、本講義における重要部分を抜粋します。

 

16,遣水事

一、先水のみなかみの方角をさだむべし。

経云、東より南へむかへて西へながすを順流とす。西より東へながすを逆流とす。

しかれバ東より西へながす、常事化。又東方よりいだして、舎屋のしたをとおして、未申方へ出す、最吉也。

青竜の水をもちて、もろもろの悪気を白虎のみちへあらひいだすゆへなり。

その家のあるじ疫気悪瘡のやまひなくして身心安楽寿命長遠なるべしといへり。

四神相応の地をえらぶ時、左より水ながれたるを、青竜の地とす。かるがゆへに遣水をも殿舎もしハ寝殿の東より出て、南へむかへて西へながすべき也。

北より出ても、東へまわして南西へながすべき也。

経云、遣水のたわめる内ヲ竜の腹とす、居住をそのハらにあつる、吉也。背にあつる、凶也。

又北よりいだして南へむかふる説あり。

北方ハ水也。南方ハ火也。

これ陰をもちて、陽にむかふる和合の儀歟。

かるがゆへに北より南へむかへてながす説、そのりなかるべきにあらず。

水東へながれたる事ハ、天王寺の亀井の水なり。太子伝云、青竜常にまもるれい水、東へながる。

この説のごとくならば、逆流の水也といふとも、東方にあらば吉なるべし。

自然界では水ストレスがたまると不健康であるという意味合いです。

25,其禁忌といふハ 

もと立たる石をふせ、もと臥る石をたつる也。かくのごときしつれバ、その石かならず霊石となりて、たたりをなすべし。

不明

一ひらなる石のもとふせたるを、そばだて、高所よりも下所よりも、家にむかへつれバ、遠近をきらはず、たたりをなすべし。

自然の摂理に逆らった土木を行うと良いことはないという意味合いです。

一高さ四尺五尺になりぬる石を、丑虎方に立べからず。或ハ霊石となり、或魔縁入来のたよりとなるゆへに、その所ニ人の住することひさしからず。但未申方に三尊仏のいしをたてむかへつれバ、たたりをなさずう。魔縁いりきたらざるべし。

不明ですが風の通り道や湿気に就いて語っていると思われます。

家の縁より高き石を、家ちかくたつべからず。これををかしつれバ、凶事たえずして、而家主ひさしく住する事なし。但堂社ハそのハバかりなし。

26,三尊仏の立石を、まさしく寝殿にむかふべからず。すこしき余方へむかふべし。これををかす不吉也

一庭上に立る石、舎屋の柱のすぢにたつべからず。これををかしつれバ、子孫不吉なり。悪事によりて財をうしなふべし。

不明

家の縁のほとりに大なる石を北まくらならびに西まくらにふせつれバ、あるじ一季をすござず。凡大なる石を縁ちかくふする事ハ、おおきにはばかるべし。あるじとどまりぢうする事なしといへり。

縁の下の湿気と通風の意味合いと想定できます。

一家の未申方のはしらのほとりに、石をたつべからず。これををかせば、家中ニ病事たえずといへり。


一未申方に山ををくべからず。ただし道をとほらバはばかりあるべからず。山をいむ事ハ、白虎の道をふさがざらんためなり。ひとへに□てつきふたがん事ハ、ハバかりあるべし。

こちらも湿気と通風の意味合いと想定できます。

山をつきて、そのたにを家にむかふべからず。これおむかふる女子、不吉云々。又たにのくちを□むかふべからず。すこしき余方へむかふべし。

水が流れ込むことと婦人病の関係と想定

臥石を戌亥方にむかへべからず。これををかしつれバ、財物倉にとどまらず、奴畜あつまらず

又戌に水路をとをざす。福徳戸内なるがゆへに、流水ことにハバかるべしといへり。

雨したりのあたるところに、石をたつべからず。そのとバしりかかれる人、悪瘡いづべし。

不明

檜皮のしたたりの石にあたれるその毒をなすゆへ也。或人云、檜山杣人ハ、おほく足にこ□病ありとか。

カビが発生すると想定

27,一名所をまねバんには、その名をえたらん里、荒廃したらば、其所をまなぶべからず。荒たる所を家の前にうつしとどめん事、ハバかりあるべきゆへなり。

一弘高云、石□荒涼に立べからず。石ヲ立にハ、禁忌事等侍也。其禁忌をひとつも犯つれバ、あるじ必事あり。其所ひさしからずと云る事侍りと云々。

山若河辺に本あるも其姿をえつれバ、必石神となりて、成崇事国々おほし。其所に人久からず。但山をへだて、河をへだてつれバ、あながちにとがたたりなし。

一霊石は自高峯丸バし下せども、落立ル所ニ不違本座席也。如此石をバ不可立可捨之。

又過五尺石を寅方ニたつべからず。自鬼門入来鬼也。

不明

一池ハあさかるべし。池ふかけれバ魚大なり。魚大なれバ悪虫となりて人を害□

ボウフラ説

一池に水鳥つねにあれバ、家主安楽也云々。

生物指標説

一池尻の水門は未申方へ可出也。青竜の水を白虎の道へむかへて、悪気をいだすべきゆへなり。池をバ常さらさらふべきなり。

戌亥方に水門をひらくべからず。これを寿福を保所なるゆへなり。

水をながすことは、東方より屋中をとおして、南西へむかって、諸悪気おすすがしむるなり。是則青竜の水をもて諸悪を白虎の道へ令洗出也。人住之ば、呪詛をはず、悪瘡いでず、疫気なし、といへり。

湿気やイオンを期の流れとしている風水説

一ふるきところに、をのづからたたりをなす石なんどあれバ、その石を剋するいろの石をたてまじへれバ、たたりをなす事なしといへり。又三尊仏の立石をバ、とをくたてむかふべしといへり。

一屋ののきちかく、三尺ニあまれる石を立ること、大ニはばかるべし。東北院ニ蓮仲法師がたつるところの石、禁忌ををかせることひとつ侍か。

不明(石の質と胞子の関係?)

人の居所の四方に木をうゑて、四神具足の地となすべき事 

生物指標説

 

 

造園学テスト

1・下記「 」の中に□の中から適切な言葉をえらび、当てはめてください。4点)

造園学の基本的な考え方「       」は、糸魚川の地で「         」へ発展しました・・・これを糸魚川独自のジオパーク学として発展させ、文化交流都市の一環を担います。

自然力との共存共栄・・経済優位主義・・日本風景論・・森林美学・・環境アセスメント・・

自然優位主義・・3視点・・ゾーニング・・MAB計画・・人と自然の関り

 

2・次の意味について正しい解説を線で結んでください。(6点)

持続可能な環境計画   人文や自然環境資源を守り、発信・交流・地域産業として活用す事

環境教育        実践学を次世代に伝え、科学・芸術・技術力等を高め地域発展す事

保護と利用       地域環境を未来に残し、その恩恵から地域産業も継続発展する事

 

3・マクロ・メソ・ミクロの3つの言葉を適切な部分に当てはめてください。(6点)

全体を人の目で見渡せるパノラマ風景などを「   」と言います。人が実際にたたずむ空間を「   」と言います。人が五感で体験できる対象を「   」と言います。この手法で地域資源等を測る際、物の見方や考え方における視点の範囲や基準を3段階に分けて整理しています。

 

4・造園学で行うゾーニングに必要なMAB計画で不正解に×を記して下さい。(4点)

①環境の保護規定にたいして段階を経ながら徐々にゆるくして利用してゆく手法。

②街の駅・幹線道路など経済の主要部分に他県から大型店を誘致して、そこから経済活性します。

MABの意味は美や景観を司る女神の名前を用いています。

MABの意味はマネー・アンド・ベーシックの略です。

 

5・磯崎式環境評価3軸手法について、正解に○を記して下さい。(6点)

①磯崎式環境評価手法は物理解析軸・心理分析軸・史実検証軸の3軸を総合的に考えます。

3軸から得られた定量数値の質量から、地域環境資源に対する科学的な定量調査を行います。

③地域ポテンシャルを発見し後の計画・ランドスケープ・アセスメントを助ける目的があります。

 

6・環境アセスメントについて次の下線部分の空欄を埋めてください。(8点)

基本的概念は「  予測」という事で、保存・保全・継承をしながら   年先に何を残すか、その為の  年後をどう計画するか、さらにその為に 年間をどう過ごすかという発想が環境アセスメントです。

 

7・糸魚川の風景や抒情を自分流に歌として一句詠んで見ましょう。(68点)

(愚例1)・・・松葉越し 空の遠くに 夏の風・・・七光柊二

(愚例2)・・・駅降りて 昔思へば 城の川 瞼閉じれば 童呼ぶ声・・・七光柊二

上記の愚例を見て自信をもって作りましょう。五.七.五でも、五.七.五.七.七でも、どちらでも自由です。又、季語はオリジナルを作ってもかまいません。

 

ここまでが、基礎編です。

以下、造園学からジオパーク学へと、糸魚川を主軸とした知的冒険の旅による実践学や類似体験から、応用編へと移ってゆきます。

 

大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅野外事業(ジオツーリズム)

7/27・アドベンチャーツーリズム
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8/24・トレジャーツーリズムⅠ
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8/31・トレジャーツーリズムⅡ
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11/16・ジオパーク in 東京大学(ジオフォーラム)

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11/3・スピリチュアルツーリズム
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9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例

※・先人の知恵・・・大昔の参考書『作庭期

大地の頂・翡翠の谷2013知的冒険の旅博物誌前期・5/18から

大地の頂・翡翠の谷2013知的冒険の旅博物誌前期・5/18
平成25年度 糸魚川ジオパークカレッジ開校式
これから1年間皆様と学ばせて頂きます、どうぞ宜しくお願いします。

H25年度卒業写真
平成25年度糸魚川ジオパークカレッジ二期生卒業式の記念写真
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確か平成24年度知的冒険の旅はこの話で終えたかと思います。
そして、皆さんの博物誌が、地域財産として発信できる立派な論文になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。・・・・・さて、ふたたび・・・・・
人と自然の関りから自然力との共存共へ
知的冒険の旅が始まります、今回はどの様な博物誌が博物誌生まれるのでしょうか。
地形が形成され、生態系が生れ文化が育まれます

大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌21号

2013.3.16
第一期生卒業式

論文発表


3月16日・卒業式風景
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おめでとうございます このたびは20名全員が無事卒業・・・・・

・・・皆さん大変素晴しい学生さん達でした 有り難うございます


このカレッジの不思議は、教えていたはずの講師達が、いつの間にか個性的な生徒さんらによって糸魚川ワールドと呼ばれる不思議な空間を学んでいることです。

造園学からジオパーク学へ、地元のお力で1ページ目を作ることが出来ました。
地元スタッフや学生さんに支えて頂き、おかげさまで無事1年が過ぎました。


論文
さて、入学式の日に皆さんが「えーっ」といった論文です。
今回、14本の論文が書かれ、皆さんどれも傑作ばかりでした、脱帽しております。
若造が無理難題や生意気なことばかり言ってすみませんでした。 この場をお借りして御礼とお詫びを申し上げます。・・・・・・・・宮 江介




発表論文一覧

氏名コメント
井伊正憲氏 天然記念物ヒメハルゼミの北限地と陸巻貝シーボルトコギセルの生息地としての白山神社社叢に関する研究
伊藤和子氏糸魚川に於ける西浜七谷を結ぶ古道に関する一考察
猪又寛氏糸魚川ジオパークの自然ある街の潜在能力と可能性・大和川地域の貴重性に関する研究
菊池和彦氏長者ヶ原遺跡の縄文土器と周辺地域の縄文土器との比較研究
小杉正一氏地形と生態系に関係する世界ジオパーク糸魚川の東と西の風土に於ける比較研究
斎藤政子氏 糸魚川市内上刈地域に有する農業用水路の活用による自家発電の可能性に関する研究
中村栄美子氏ジオパークを生かした街づくりの核となる神話と伝説のふる里糸魚川に関する研究
松澤克矢氏 糸魚川の地形を利用したアスリートの育成と企業の相乗効果に関するメカニズム研究
丸山由衛氏世界ジオパーク認定を起点とした糸魚川地域における環境変化の変遷に関する研究
三谷弘氏糸魚川のヒスイにおける物質性と史実性に関する世界ジオパーク認定後の考査研究
室川詔子氏 糸魚川独自の石と植物を使った盆景の作庭手法に関する研究
山岸千奈美氏糸魚川の風土と伝承におけるShamanismの研究・・・Europeの魔女文化と日本のまじない文化の考査から糸魚川におけるShamanの足跡をたどる・・・
横川美津枝氏糸魚川考査研究『なるべくしてなった!』日本で最初の世界ジオパーク
渡辺留美氏糸魚川におけるあらゆる面からのヒーリング効果に関する研究



大変失礼な言い方ですが、まさか皆さんが此処まですばらしい論文を書かれるとは夢にも思っていませんでした。
わが恩師が始めてこの街に来たときに、地形・生態系・文化、どれをとっても類稀なすばらしさを誇るが、特に優れている事は人ポテンシャルの高さである」と論じた意味を今実感しています。

※このたびの論文は、東京大学の研究室と糸魚川市内の図書館に置かせて頂きます。
※尚、著作権は各著者の物であり、版権に順ずる行為は市に委託させて頂いております。





以下論文に於ける各著者の要旨です

1.井伊正憲氏
『天然記念物ヒメハルゼミの北限地と陸巻貝シーボルトコギセルの生息地としての白山神社社叢に関する研究』

糸魚川地域が世界ジオパークに認定されたことから、著者在住の糸魚川市内能生地域に関する環境資源について「白山神社の社叢」及び同地域内に生息する「天然記念物ヒメハルゼミ」「陸巻貝シーポルトコギセル」の三項目に着目して、その個別の特質と関連性に関する研究を進めた。
能生地域は、古来より独自の文化や自然形態が数多く残っているが、稀少な生物が生息しつつも地元ではあまり知られていないことも考えられ、同時に神社という特殊な空間と、神社が立地した特別な風土についても、人文的な歴史が稀少生物を守り共存してきたことで、今日のジオパークの一遍をしっかりと担っていることに着眼し、地域の稀少資源を次世代に伝え守り活用する目的から本研究を行う。

2.伊藤 和子氏
『糸魚川に於ける西浜七谷を結ぶ古道に関する一考察』

日本初の世界ジオパークに成った糸魚川市は、地形の複雑さ(地質のvariationを含む)、独自な生態系の形成と種の豊富さ、これらを支え育む文化の発展に就いて『古道』が、糸魚川地域の人と大地の関連を位置づけてきた大切な一連のキーワードとして考えられる。又、糸魚川地域においては大地・生態系・文化の構図について西浜七谷と呼ばれた人々の暮らしと共存している部分が多く、自然力との共存共栄文化が糸魚川には昔から定着している事が特徴であり、糸魚川文化として無形の財産であると考えられる。この部分について、糸魚川市内に嘗て存在し、現在も残っている古道を題材として、先地形・生態系・人文のメカニズムの実態と、その変遷を検証する事で、糸魚川の特徴を生かしたひとつの文化形成に就いて史実の考察を行った。

3.猪又 寛氏
『糸魚川ジオパークの自然ある街の潜在能力と可能性・大和川地域の貴重性に関する研究』

新潟県糸魚川市における大和川地域は、大きく分けて竹ヶ花地区をはじめとし、厚田、大和川、田伏、梶屋敷地区として大和川地域5地区があり、地形や地質の希少性に留まらず、これらの影響から発祥した生態系の希少性、そこに育まれた文化の希少性、さらにはこれらの歴史的背景の価値や継続性に至るまで、地形から始まる物語として構築されるシステムがある。これらの基準に対して整理する事で糸魚川ジオパークの持つ資源についてポテンシャルを考査した結果、24のジオサイト以外にジオパークの特色に準じたオンリーワンの地域があり、この地域をクローズアップして行くことで地域活性と地域貢献の両立が叶うと考え、糸魚川地域における活性化のプロトモデル事例研究を行った。

4.菊地 和彦氏
『長者ヶ原遺跡の縄文土器と周辺地域の縄文土器との比較研究』

新潟県糸魚川市内の長者ヶ原遺跡から出土する縄文土器と周辺地域(石川県・富山県・新潟県・等)から出土する縄文土器について、調べ比較することによって、当時の人がどのように交流し暮らしていたか研究を行った。調査する範囲と時期については、一番土器が数多く土出する中期を主体として、次にあげる仮説から検討した。①古代から石川県、富山県、新潟県、の地域は「越国」と呼ばれ、一つの地域であった事から、それ以前の縄文時代も、密接な関係があると想定できる為、影響は大きいと考えた。②長野県は、姫川、現在も糸魚川・静岡構造線により断層に沿ってできた塩の道がある。縄文時代も交流があり、当時も影響は大きいと考えた。③新潟県は遺跡数が多くある信濃川流域から距離的に遠いので影響は少ないと考えた。本研究論文は上記三つの仮説からどの様なルートで人が入ってきて交流していったのか検討した。

5.小杉 正一氏
『地形と生態系に関係する世界ジオパーク糸魚川の東と西の風土に於ける比較研究』

近年地球規模で自然環境の変化は著しく、国立公園発祥の地イエローストーンに於いても、オオカミが絶滅し、別の地域から移住させる事で30年の歳月を費やし、生態系の修復を行って来た事実が有る。この出来事は我が国においても一度失った自然形態は何万年ものサイクルで自然修復するか、人工的な手助けを行いつつ、何十年もの歳月を費やさなくては、生態系の修復が叶わない事を理解したい。そこで、本研究の題材とする日本初の世界ジオパーク認定を受けた糸魚川では、海、山、川、森などが凝縮され、中部山岳国立公園・上信越高原国立公園の二つの国立公園を市内に有する他、複数の県立自然公園・ライチョウやカモシカなどの天然記念物が生息する、希少且つ独自の大地や生態系が実践型環境教育のプロトモデル地区になりうると考えた。

6.斉藤 政子氏
『糸魚川市内上刈地域に有する農業用水路の活用による自家発電の可能性に関する研究』

本研究は新潟県糸魚川市内上刈地区に有する農業用水路の活用から、自家発電の可能性に就いて行う為、自然環境資源の活用による水力発電は可能か、蓄電池への変換は可能か、災害時に取り外せる簡単な設置による構造が可能か、等に就いて糸魚川地域での実用性を研究しつつ進めてゆく。糸魚川地域は古来より自然と共存する文化が有り、姫川を代表とする無数の河川と、農業用水との関わりを至る所で見る事が出来る事から、地域の関わりに就いて糸魚川独自の風土と、21世紀に必要とされる自然力エネルギーのスタイルとして、その一角を形成する為に、糸魚川上刈地区に於いて小水力発電による可能性を見出したいと願っている。

7.中村 栄美子
『ジオパークを生かした街づくりの核となる神話と伝説のふる里糸魚川に関する研究』

糸魚川は北陸街道の要所に位置し、かつ松本へ向けての松本街道の起点にもなっている。昔、旅芸人や文人、商いの人々が頻繁に往来し、茶を飲んで休み、宿泊もした。都の話、笑い話、とんち話や世間話が語られ、人々は見知らぬ土地の話に目を輝かせ、聞き入った事と思う。記憶力のある年寄りが、聞いた話を茶飲み話に語り、語りしているうちに、聞き知った話が土地の石や木、あるいは川にくっついてここにあった話として語られたり、又この土地に起こった天災地変が、口から口へと語り継がれてきた。この糸魚川には語り継がれてきた「昔、昔あったとさ」というはなしが沢山ある。素朴な語りの中に子供達を導く教訓が、秘められ、人と人の和の大切さや生きてゆく知恵が秘宝のごとく内包されている。ジオパークに「昔、昔」の伝承を復活し、糸魚川ならではの特色ある街づくりを行い、PRして行かねばと考えた。

8.松澤 克矢
『糸魚川の地形を利用したアスリートの育成と企業の相乗効果に関するメカニズム研究』

今の糸魚川に就いて感じている事、それは若者の流出(18歳~22歳+1年)である。この地には高等学校以上の教育機関が無い。高卒で直ぐに働く処も限られている。それ故にこの世代は、より高い知識、経験、技術、刺激等を求めて他の地へと旅立っていく。この年代の流出を『失われた5年』と考え、今回の世界ジオパークを機に、観光資源だけではなく新分野として地形が育むアスリート輩出のメカニズムと、是を応援する企業により、学術、芸術、スポーツ等の分野で地域産業としての宣伝をし、人材の育成に努め、都会からのUターン者と、逆に都会に帰っていく者の相乗効果で文化交流都市としての発展を促し、「街を出る者=情報発信」「町に来る者=地域活性」とした双方の構図が見込まれると考え研究を始めた。

9.丸山 由衛氏
『世界ジオパーク認定を起点とした糸魚川地域における環境変化の変遷に関する研究』

糸魚川地域は2009年、日本初の世界ジオパーク認定を受け、その後、全国から地形・生態系・文化と、高い評価を受けている。しかしながら、自然環境の変化についてはここ50年間において様々な変遷や変化が生じていると感じている。この変化や変遷については時代背景や個々によって様々な物差しがあり、人によってその合否判定も様々な形態から評価されることも否めないが、ふるさと糸魚川らしい進化をして欲しいと願っている。この時代背景による物差しや、個々の評価に対して、地元視点で地域の環境変化や文化の変遷に就いて身近な部分に焦点を当て、今後の地域発展と現状把握、或いは変遷の史実評価について、一度地元視線で過去50年を振り返ることで50年単位の評価指数を明確にしておき、今後の50年先に役立てる様、受け継いでゆきたいと考えている。

10.三谷 弘氏
『糸魚川のヒスイにおける物質性と史実性に関する世界ジオパーク認定後の考査研究』

『Geopark』については、近年、新たな第三の世界遺産としての可能性を秘めた存在価値があると考えている。同時に糸魚川ジオパークに於ける大地・生態系・文化に対する独自の学術的体系に就いてもこれから整い始めることと考えられるため、『ヒスイ』という項目について物理的な物質性、心理的な価値観、縄文文化から「ぬながわ姫」の伝説を経て、現在に至る史実的背景など、をキーワードにした考察を試みる。本研究は小さな石ころが糸魚川ジオパークの大きな看板になることに着目して、著者自身が生まれ育ったこの糸魚川の街の視点や、自由な発想からジオパーク認定後のヒスイから広がる物質性や歴史などについて研究を進めた。

11.室川 詔子氏
『糸魚川独自の石と植物を使った盆景の作庭手法に関する研究』

糸魚川ジオパークは、大地の公園として地形・生態系・人文の其々に歴史があり、継続的な活動をする文化交流都市という意味合いが在る。一方、自然環境に於いては大地の公園と呼ばれる糸魚川ジオパークには特徴ある多くの石が点在する。又、この石を創りだした糸魚川の特異な地形や地質は同時に生態系を創りだしている為、地域独自の植生も豊富である。更に人々がこれらの地形と生態系の中で文化を育んでおり、自然力との共存共栄を営む事で、これ自体が大地の公園として文化交流都市の役割をはたし、持続可能な環境計画を展開している構図がある。
本研究ではこうした大地の公園として育まれる糸魚川ジオパークの岩石や植生の豊富さと希少性や特徴に着目し、日本の伝統芸術である盆景を用いる事で、糸魚川ジオパークの風景や特徴や石や植生の魅力を伝えたいと考え地域貢献研究の一角を形成したいと願った。

12.山岸 千奈美氏
『糸魚川の風土と伝承におけるShamanismの研究』・・・Europeの魔女文化と日本のまじない文化の考査から糸魚川におけるShamanの足跡をたどる・・・

著者の暮らす糸魚川市は、2009年に世界ジオパークに認定され、フォッサマグナを中心に地質学的に珍しい土地や鉱物などがある世界的にも価値の高い地域であるとともに、昔ながらの風土や伝承が残る地域である。今回、ここ糸魚川の風土と伝承における「まじない師」の存在とヨーロッパにおける「魔女の文化」に共通性を感じたことから、ヨーロッパにおける先住民の文化を研究し、糸魚川における風土と伝承の実態を探った。その結果、自然の力や民間療法を生かした健康への波及効果が示唆されたため、ここに報告する。

13.横川 美津枝氏
≪糸魚川考査研究『なるべくしてなった!』日本で最初の世界ジオパーク≫

日本は歴史と季節の国である、日本風景論(にほんふうけいろん)の著者、志賀重昂は文中でこの国を「滝と霞の国」と外国に対して絶賛している。また、日本においては各地に独特の風土があり柳田國男による遠野物語をはじめ、金田一京助や森鴎外などは、その風土の不思議を記録していった。これらの史実の中から、国立公園の父と呼ばれた田村剛は糸魚川に二つの国立公園を同居させた。遠い昔、神々は北アメリカプレートとユーラシアプレートを、ここ糸魚川で落ち合わせた。日本で最も起伏が激しく、風光明媚な土地であり、人と自然が共存共栄し、伝説の神々とヒスイが今も人に語りかける。つまり世界自然遺産と世界文化遺産が共存する様な街が世界ジオパークとして日本で最初に認定された事になる。是は自然学上の「偶然性」と、人文学上「なるべくしてなった」当然の「必然性」と考えられる。

14.渡辺 留美氏
『糸魚川におけるあらゆる面からのヒーリング効果に関する研究』

2009年日本初の世界ジオパークとなった糸魚川市は、1987年より地形の面白さ、雄大さを資源として、人文環境や自然環境等、人と大地の関りがあり、あらゆる面でヒーリング効果を持つ地域として考る事が出来る。この為2012年より糸魚川地域ではヒスイをキーワードとして、オンリーワン、ナンバーワンの『目玉資源』を絞り『+α』の演出や、おもてなしでヒーリングによる相乗効果を図る為の商品開発、観光スポットとして多くの人に糸魚川地域の魅力を発信する方法や計画を考査した。この結果、縄文時代の食事から極上素材の食事+お酒等、糸魚川の名水探し等の提供、ヒスイをイメージした薬草茶・お守り・お菓子等の商品計画等、目玉資源を体験して実際に調査し計画して行く事から、研究を構築して行く事により、糸魚川の環境資源が全て癒しにつながるオンリーワンの資源である可能性を発見した。







大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌20号

 2013.3.2

本日、名残惜しいことですが、最後の授業です。


糸魚川ジオパークカレッジを通じて講師らが学ばせて頂いたこと。

・引き出しが20個+α開けられました。そしてその引き出しは繋がっていました。
・より広くというより、より深く。より知ることより、より体験する形で学ばせて頂きました。
・皆さんジオパークの達人だった事に驚きと感謝をしています。
・個人的には皆さんと折角知り合えて、これからというときに、1年は短すぎ悲しい気持ちです。
・造園学から始まった旅は、予想通り糸魚川発祥のジオパーク学に発展しそうです。


造園学の変遷から見た糸魚川と、ジオパーク学として考える糸魚川。

造園学ではジオパーク学では
大きな木はその町のシンボルのために大地がその町のシンボルです。
中くらいの木はその町の施行を育む為に文化は風土と独自の発展を遂げ、文化交流都市として、観光や産業も交流発展します
小さな木はそこにすむ虫や小鳥のために独自の生態系は糸魚川が糸魚川である為の大切なパートナーです


造園学ではジオパーク学では
保護と利用・持続可能な環境計画・環境教育保全と活用・地域産業と文化の活性・文化交流都市
人と自然の関り自然力との共存共栄


2013050620_06.png
世界自然遺産はすばらしいものです、そして世界文化遺産もすばらしいものです、しかしそれが同居する様な風景は在るのでしょうか?・・・私はN国のN県にあるiという街で見た気がします。
又、文化と経済を天秤に掛けた時、保全と活用による持続可能な換気用計画が大切だと考えます。
最後の講義で糸魚川に期待をこめて、二つの事例をお話しました。もう一度思い出してください。


二つの世界遺産(文化遺産と自然遺産)・・・・そして第三の風景

自然遺産               文化遺産20130506120_01_03.png

      この第3の風景はどこか上の二つが融合していませんか


スラム化の構造と悠久の都市「神の島」と「神の島」と「神の島」お話
一つは経済を追求し文化と自然を失い、もう一つは文化と自然に従い持続可能な経済の恵みを・・・


20130506120_0709.png
        さて、この島はどっちの方向性に行きますか





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